登山靴は「ミッド」が正義か? 激安靴と厚底の境界線

かつては革靴一択だった登山靴。2026年、ロー・ミッド・ハイの選択肢に「3,000円の激安靴」が加わった今の正解を解き明かします。

📖 目次

ロー・ミッド・ハイの仁義なき戦い

足首の高さ(カット)による分類は、単なるデザインではなく、防御力と機動力のトレードオフです。

Hiking boots cut comparison

ローカット (Low-Cut)

圧倒的な軽さと可動域が魅力。整備された道では快適ですが、捻挫のリスクは高く、砂利も侵入しやすいため、足の筋肉で衝撃を吸収できる玄人向けの仕様です。

ミッドカット (Mid-Cut)

くるぶしを適度に覆う現在の標準。軽快さと保護性のバランスが良く、厚底トレンドとも相まって、日帰りから小屋泊まで日本の登山の9割をカバーします。

ハイカット (High-Cut)

重装備のテント泊や悪路での王様。足首を強制的に支えてくれますが、重くて夏場は蒸れやすいため、現在は特定のハードな環境向けになりつつあります。

激安モデル:MERPHINE 製品仕様

項目 内容
モデル名 MERPHINE (マーフィン)
価格 ¥3,324 (税込・Amazonプライム価格)
アッパー素材 飛織材料 (ポリエステルニット)
アウトソール 200耐摩耗ラバー (プレートなし)

Amazonの怪:3,000円登山靴「MERPHINE」の正体

Amazonで登山靴を検索すると必ず目に入るのが、驚異の3,000円台を誇る「MERPHINE」などの激安靴です。アッパーの「飛織材料」はニット素材で防水性は期待できず、ソールも剛性がないため、実体は「ゴツいデザインのスニーカー」と言えます。

現場のリアルな口コミ:天国と地獄

フェスやキャンプなど「汚れてもいいレジャー」として使う層からはコスパ最強と絶賛される一方、本格的な山で使用した経験者からは「滑る」「浸水する」といった安全面での厳しい報告が上がっています。

結論:2026年の選択指針

富士登山や北アルプスなど「命を預ける場面」では、迷わず大手ブランドの1.5万円以上のモデルを選んでください。一方で、キャンプや低山ハイクで「壊れたら買い替えればいい」と割り切れるなら、激安靴も一つの選択肢になり得ます。目的地が観光地か、それとも自然の脅威がある場所か。その境界線を見極めることが重要です。

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