【2026年最新】シリオ P.F.156-2 は「旧モデル」こそが買いなのか?

欧州ブランドが「拷問器具」に感じる幅広足の救世主、シリオ。2026年の新旧交代期における賢い選び方を指南します。

📖 目次

日本人の足を知り尽くした「3E+」の魔法

欧米人の足型とは根本的に設計図が違う、我々日本人の幅広甲高な足。そんなハイカーの「駆け込み寺」がシリオ(SIRIO)です。企画は日本、設計・生産はイタリアという体制が生む「3E+」という独自のワイズ設定は、外反母趾や内反小指に悩むハイカーに圧倒的な安心感を与えます。

SIRIO P.F.156-2 Wide Toe Box

製品仕様・スペック比較

項目 旧モデル (P.F.156-2) 新モデル (現行)
ワイズ(足幅) 3E+(日本人専用木型)
市場参考価格 ¥18,000 前後 ¥23,650 (税込) 前後
足首周り 堅牢・硬め ソフト化・フィット向上
タング(ベロ) 標準的な厚み 薄型化により圧迫軽減
生産国 イタリア、ベトナム

新旧対決:5000円の差額はどこに宿るのか

2025年にかけて行われたフルモデルチェンジで定価は上昇しましたが、市場にはまだ安価な旧モデルが残っています。新型は足首周りやタングがソフトに改良され、履き始めの快適さが向上しています。しかし、旧モデルの「硬さ」は重い荷物を背負う際の「サポート力」の裏返しでもあり、捻挫リスクを断つギプスのような安心感があります。「安く、頑丈」を求めるなら、旧モデルは2026年における最適解です。

SIRIO New and Old model comparison

「昭和の登山靴」と笑えない実利:泥と苔への最適化

シリオのデザインは地味で、SNS映えとは無縁かもしれません。しかし、この茶褐色の配色は、日本の湿った土や泥汚れすら勲章に変えます。また、Vibram社と共同開発した「USAGI」ソールは、乾燥した岩場用ではなく、日本の「ぬるっとした」路面を掴むことに特化した、適度な食い込みを実現しています。

軽量化競争の敗者? いえ、それは「防御力」の証です

片足約500g後半という重量は、最新の軽量シューズに比べれば重く感じるでしょう。しかし、この重さは厚みのある撥水スエードとナイロンによる「鎧」の重さです。ガレ場で足を挟んでも、指先をしっかりと守り切る。この頑丈さは、脚力に不安がある層にとって疲労ではなく、絶対的な安心感として作用します。

モンベル・キャラバンとの決定的な違い

「歩きやすさ」のモンベル、「クッションの優しさ」のキャラバンに対し、シリオは「ソールの剛性(硬さ)」が強めに設定されています。これは岩場や木の根が露出したテクニカルな道でも、靴底が曲がりすぎず足裏の疲労を軽減するためです。整備された道ならモンベル、荒れた道ならシリオという使い分けが正解です。

弱点:アスファルトは天敵? グリップと寿命の等価交換

「滑らない」ために採用された粘り気のある柔らかいゴム配合は、舗装路(アスファルト)の上では消しゴムのように削れていきます。しかし、これは安全性と引き換えのコストです。「滑って怪我をするリスク」を抑えるための、シリオなりの誠実な割り切りと言えます。

結論:2026年、あなたが買うべき一足

実利を優先する賢明なハイカーへの指針です。

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